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トリコモナス症の鳩

10日前に保護したドバト。
やっと写真を撮る気になるまで10日かかった。

110827保護10日目のドバト拡大

いままでに保護したトリコモナスの鳩のうち一番ひどかったな。

口の中はチーズ状の塊で隙間なく一杯(よく息ができたものだ)。
中だけにとどまらず口角から頬の方まで病変に冒されクチバシが閉じない。
顔が病変で膨れ上がり醜いうえに細菌感染して膿んでいるため悪臭を放つ。
何日も食べていないためガリガリに痩せているし。
あまりにひどいので写真撮れなかった。じきに死ぬかもしれなかったし。

それでも幸いな事に外観から想像するよりも内臓のダメージは低かったようで
口中の塊を少し削ってカニューレを挿入しての強制給餌(薬入り)を続け
なんとか元気になってきてトリコモナス原虫も退治できたようだ。


110827トリコモナスの後遺症拡大

だがチーズ状の病変部がゴソッと脱落したときに
冒されて壊死していた口角から頬にかけての肉も一緒に無くなってしまった。

今、上下のクチバシともに中央部だけが肉で繋がっていてぷらぷらな状態だ。
上クチバシは(鼻こぶも片方無くなり)左右にぐらぐら動く。
下クチバシはノドのほうへぶらんと垂れ下がってしまう。

口角の肉が無くなったのでクチバシを閉じる筋肉が無くなっていると思う。
これ、再生するのだろうか・・・

いやそれも心配だがその前にクチバシが上下ともに脱落したらどうしよう。

110827クチバシ補定中拡大

強制給餌で体だけは元気になってきたのでケースの中で時折あばれる。
クチバシが千切れてしまいそうなのでテーピングをする、が、
足で引っ掻くのかどうやるのか暫くすると外されている。

110828鳩にエリザベスカラー拡大

クチバシごと外れたら怖いのでエリザベスカラーをしてみた。

    ※この子はのちに“ボラちゃん”と命名。

※ここからは2013年12月14日に追記したボラちゃんのその後です↓

トリコモナスによる後遺症でクチバシに障害が残ってしまったボラちゃん。
         
とても元気だが自分で餌が食べられない。水は飲めるようになった。


110114ドバトのボラ♀拡大

上クチバシは「ずれている」+「ねじれている」と言うのが正解か。
とにかく画像のような状態のまま固まってしまっていて
これはもう一生直らないだろう。

もし外科的手術で切り直して真直ぐにくっつけ見た目だけ直せたとしても
クチバシが開かないようになってしまっては今よりも悪い。
(かかりつけの獣医さんもそんなことを勧めはしない)
そんなワケで彼女にはこのままで頑張って生きてもらうしかない。


ボラちゃんには最初の2ヶ月ほどの間はフィーディングニードルによる強制給餌をしていた。
パウダーフードを湯で溶いたものを直接ソノウに注入していたわけだが
日に3~4回は給餌せねばならない割には太らせられなかった。

一回の給餌で30ml以上与えると吐き戻してしまうので(流動食は戻しやすい)
少しずつを時間をおいて何度も与えるしかなかった。
しかしニードルを通すためには流れ落ちるような濃度に餌を作らねばならず
よって多くが水分となってしまい太らせられるだけの栄養素を摂取させられなかった。


当初は口をむりに開けさせるとやっとくっついたクチバシが上下ともに
外れてしまいそうで怖く、それでニードルでの給餌しか仕方なかったが
現在はクチバシが(曲がっているなりに)しっかりしてきたので
固形の餌を飲み込ませることが出来るようになっている。



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