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錦華鳥の人工育雛1

孵化してすぐからの育て方について経験で書きます。
が、最初に念を押しますが、これは親鳥が放棄するなどして仕方なく人間が育てなきゃならなくなった時の参考になるかなぁと思って書くことです。
錦華鳥の卵を孵卵器などで孵して育ててみようとか、親から取り上げてまで初生雛から育ててみようと試みないでくださいね?
それは「試しにやってみる」にはたいへん難しいことなので可哀想な結果になると思いますから。

まず孵卵器で錦華鳥の卵を孵すのはたぶん無理です。
転卵の刺激が強くてダメになるのと、あとは湿度調整が難しく卵が小さすぎるため乾いてしまいます。
あと1日2日で孵りそうな時に親鳥に何かあったときは(卵が冷えきってなければ)、転卵なしで孵卵器に入れて濡らしたティッシュを一緒に入れておけば、その場合では孵せると思います。
でもなるべくやめておいたほうがいいです。
むしろまだ孵ってないのを幸いと思い、卵のうちに諦めましょう。

・・・前置き‘おわり’


オカメの初生雛を育てる場合のときも書きましたが、初生雛は温度管理が一番重要です。
キンカチョウの初生雛はたったの1グラムしかありません。温度にすぐ影響されます。

孵化当日の錦華鳥のヒナ(卵黄がお腹の中に透けて見える)

親鳥は上からかぶさるようにヒナを抱いて温めます。
ケースにヒナを入れて‘あんか’の上に置くようなやり方では育ちません。
ヒナを取り巻く周りの空気ごと温めないといけないのでリトルママを育雛器として使うのが確実です。

その際でも湿度には気をつけないといけない。リトルママは水を入れて温度で気化させていますが、温風をファンがかき回しているので湿度が不足気味になります。
オカメくらいの卵やヒナならまだいいのですが、キンカは小さすぎます。
たとえばジーンズを洗って干してもなかなか乾かないがハンカチ1枚ならすぐ乾きます。
ご無体な例えですがそういうことです。
濡らしたティッシュを小さい皿にのせて一緒に入れておくといいです。(すぐ乾くので注意)

自分で工夫して温度を保てる育雛器を用意する場合、ヒナを置くその位置の温度を計ってセットしておかねばなりません。ケースの上の方に温度計を付けて適温だと思っていても、ヒナを置く底のほうは温度が低いというのではいけません。
また、よくやりがちな失敗は「温めなければ」と思い過ぎてヒナが煮えてしまうことです。
きっちりと温度を計らなければいけません。37℃~37.5℃です。40℃では死にます。


上の写真でも見えるように、初生雛のお腹には黄色いものが透けて見えています。
これは卵黄で、しばらくは(半日くらいだと思うのですが)これを消化して生きています。
この卵黄を消化吸収することで腸がのちに正常に活動するのかもしれません。
この卵黄がお腹から減っていくまで、挿餌は与えなくていいです。

まだわずかに卵黄が残っているあたりで最初の挿餌をします。
卵黄がすべてなくなってから挿餌をしたのでは、その餌が腸に降りて行くまでは腸がからっぽの状態になるということです。
小さいヒナは腸が空っぽの状態をつくってはいけません。
腸が空っぽはいけませんが、ソノウは空になってから次の挿餌を与えるようにします。

初生雛はほんの1滴しかソノウに入りません。すぐ消化します。
最初の日は1時間おきに夜通し与えなければいけません。

錦華鳥のヒナ(孵化当日~3日齢)

キンカチョウの初生雛に与えるのはパウダーフードです。
ラウディブッシュ・オリジナルフォーミュラを使います。
これは病鳥の療養食でもあり、挿餌期間の短い(成長が早い)フィンチ用にカルシウムとビタミンD3の数値がインコ用のケイティ・エグザクトなどより非常に高くなっています。(ですから長期にわたっての給餌に適さずインコなど挿餌期間の長い鳥のヒナ育てには向きません)
そしてケイティよりキメが細かいため初生雛のために薄く溶くのに適しています。

パウダーフードは熱い湯で溶くと粘り気が強く出るのでぬるい湯で溶きます。
小さいヒナにはスムーズに流れるくらいに薄く溶かなくてはだめです。
初生雛の口は非常に小さく、一滴をポトンと一気に口に落としてはいけないくらいです。
もしフードがドロッとしていると、口の中いっぱいに張り付いてしまい、小さいヒナの弱い力で飲み込めず一瞬で窒息死します。


パウダーフードの濃度はパッケージに書いてあるのでそれに従い
日齢が上がりヒナが大きくなれば徐々に濃くしていきます。

ラウディブッシュ・オリジナルフォーミュラは近所の店に売ってないかもしれません。
急いでいるときは手に入りやすいもので当座は間に合わせてもかまいません。

ホームセンターなどでも手に入りやすいのはスドーの「パウダーフード+サプリ」ですが
これも粒子が細かいので同じように使えます。
成分はマメルリハなどの小型インコ用なので異なるのですが、これでも育ちます。

あと、ケイティエグザクトしかなくてそれで育てた事もありますが、ちゃんと育ちました。
ケイティは初生雛には粉が荒いので細かい目の茶こしでふるって、残った荒い粉を乳鉢ですりつぶして使いました。

乳鉢

ヒナが小さいので少ししか要りませんが、たった1滴を作るわけにいかないのである程度の量を溶くことになりますが、余ったからといって次の挿餌までとっておいてはいけません。
ケチらずに余りは捨てて、その都度溶いて作ります。

フードを飲ませる道具として、私は18ゲージのフィーディングニードルを使いますが
習字用のスポイトでもいいです。
いずれにしてもポトンと1滴落とすのではなく、半滴をスポイトの先端に出して止めるようにし、
しずくをヒナの開いた口にそっと当ててヒナ自らの力で飲み込ませるようにします。
それくらい慎重にしないといけないほどキンカのヒナは小さいです。
                  フィーディングニードル3サイズ比較(クリックで拡大)
フィーディングニードル3サイズ比較
         ↑
上記はニードルをノドに挿入しソノウまで入れる場合の適応鳥種です。
フィンチからセキセイなど小型インコなら16ゲージでほとんどカバーできます。
キンカの小さい雛は18ゲージでも入らないし、挿餌のときはスポイト代わりに使うのみで
ノドには入れません。

フィーディングニードルは先端が球状になっているので鳥の口へのアタリが優しく
スポイトよりずっと使いやすいので、あるとなにかと便利です。
私は行きつけの獣医さんに取り寄せてもらって3サイズを各長短2本ずつ購入していますが
通販では細いもの(たぶん16ゲージくらいと思う)が短・中・長が売ってる所があります。
シリンジもそこで買えますが、検索すればもっと出てくるのか?わかりません。

   ★このあとは 錦華鳥の人工育雛2
          錦華鳥の人工育雛3  へ続きます。
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