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ステラとは星のこと

テバちゃんのように孵化当日に親から手羽先と足を噛まれて育児放棄されたオカメがいました。
2005年の2月末の寒い日で、やはりテバと同じように冷えきって仮死状態でした。
捨てられた子なので「ステラ」といいますが、人にいうときは「スターって意味よ」といいます。

両親ともにWFパール。
オス親は昼間の抱卵を全く手伝わなかった(役立たず!)
メス親は抱卵しながらさらに卵を生み足しすぎていた(巣箱内に卵がゴロゴロあった)
「こういうペアの卵は孵らないだろう」と私は思っていた。

2005年2月27日の夜、メス親が止まり木で寝ていた。
「やっぱり孵らないから抱卵に飽きたんだな」と思った。
巣箱を覗いてみたら、ヒナが死んでいた。しかも7~10日齢くらいの大きいヒナが。

孵っていたのを知らなかった。私はガッカリした。せっかくここまで育ったのに。
取り出そうとしたら、巣材に埋もれてもう1羽、孵化直後のヒナが死んでいた。
死ぬとクタクタだし小さくて掴めないのでウブ毛をつまんで持ち上げたら首がダラリと垂れた。
そのチビヒナを手に握ったまま箱を探していたら手の中でかすかに動いた気がした。

箱探しを止め、2羽を手に握ってストーブで温めた。急いでいたのでこれが一番早かった。
手が熱かったが、こうしないと温度がわからない。温めるつもりで焼き鳥にしてはいけない。

そうしたら2羽とも蘇生してしまった。

これが孵化直後のチビヒナのほう。(生き返って元気が出てのち1回目の挿餌を与えた写真)
   ↓
救助されたオカメ雛(孵化当日)

このチビをのちに「ステラ」と命名するが、ステラは右手羽先を噛まれて内出血し、
右足の指先も噛まれて血がついていた。(最初は小さくてどうなってるかよくわからなかった)


孵化直後のヒナにはお腹に黄色いものが透けて見えるが、これは卵黄だ。
しばらくはこの養分で維持できる。これが残っているうちに挿餌を与えては死ぬといわれている。
本当に死ぬかどうか試してないが、とにかく孵化したヒナにすぐに慌てて挿餌をする必要はない。
お腹を見て頃合いをはかる。

孵化当日のオカメ雛

大きいほうのヒナは「ソニン」と命名(とくに意味なしカタカナ3文字なら何でもよかった)

保育器にの中のオカメヒナ

2羽はオクタゴン(今は売ってないらしい孵卵器)で保温され、
ケイティエグザクトプロボティック(乳酸菌)を混ぜたものを与えられ順調に大きくなった。

挿餌の道具は自作したスプーン。孵化後1~3日目くらいはストローを加工したもので。

2羽は日齢差があるのでケイティを溶く濃度も違った。
濃度は容器に書いてあるが、孵化当初のヒナにはドロドロと粘度があってはいけない。薄く。
飲み込む力が弱いのでサラっとノドを流れ落ちるほうがいい。2時間ごとの挿餌となる。

孵卵器オクタゴンをヒナの保育器に使う

幸いなことにステラの手羽先の内出血はいつの間にか消え、骨折もしておらず無事だった。
しかし足指はどうやら何本か無くなりそうだと判った。でも「おすわり」は出来た。

孵化後3日のオカメヒナ

丸三日でずいぶんとシッカリした。初生雛から育てるには温度管理が一番重要だと思う。
私は孵卵器を育雛器として使ったので常に外気温に関係なく一定温度をキープできた。
フゴに入れてアンカの上に置くようなやりかたでは初生雛を育てるのは難しいと思う。

孵化後一週間のオカメひな
   ↑
一週間たつと、ソニンに大きさが追いついてきた。
ソニンは保護した時点でもう筆毛も出てるくらい大きかったので人工育雛は心配なかった。

しかしステラのほうは10日齢を過ぎてからソノウからの餌落ちが急に悪くなった。
ソノウがパウダーフードでタプタプしたまま。例のプヨプヨ食滞というやつだ。
日齢の幼いときから挿餌を始めたヒナほどこれになる確率が高い。


孵化後10日のオカメひな(プヨプヨ食滞治療中)

家庭でできる治療法としては、プロボティックを多めに飲ます。
(しかしソノウから落ちて行かない限り腸に届かないので効き目が出るのはそのあとだ)
タプタプしてソノウが垂れるのが良くない。ソノウをカチッとさせるためムキアワをさっと湯にくぐらせたもの(ふやかさない)を与えてソノウの中の水分を吸わせる。
そして粘着包帯などでソノウを持ち上げるように(やや押さえぎみに)固定する。

ソノウから餌が減っていかないのに次の餌を欲しがり鳴くが、与えてはいけない。心を鬼に。

だが、そんなこんなしつつ食滞も改善し、羽毛も揃い可愛くなってきた頃。
     ↓
孵化後25日のオカメ中雛(まだ挿餌中)

ソニンは早く一人餌になったが、ステラは食滞などしてモタついたせいか甘えっ子だった。
やっと粒餌をついばみはじめた頃の写真(50日齢くらい)
    ↓      2羽を手に乗せてるダサいエプロンのデブは私じゃなく母です!!
    ↓
一人餌になったオカメ雛(孵化後50日)

ソニンが♂でステラが♀でした。
ステラはなかなかの美人に育ちましたが、親に噛まれた右足指は成長するとこうなりました。
     ↓
孵化時に親に噛まれた足指は、成長したらこうなった。

外側の指のほうが長いのだが、前後ともその長い方の指が無かった。
しかし別段、生活になんの支障もないように見える。
インコはよく金網をよじ登ったりするが、そういう時に前の指が残っていることが幸いしている。

ステラは今も元気で変わらず別嬪さんです。おわり。


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