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セキセイの疥癬

いきなりキモくてすみませんセキセイの疥癬(カイセン)です。

  セキセイの疥癬拡大

たいていはクチバシに粉が吹いたような程度のとき発見するのだが
そしてあんまりウチでは出ないのだが、今回ちと悪化してる状態。
セキセイはたくさんいるが病状が出ているのはこの1羽だけみたいだ。

私の家ではほかのインコが疥癬にかかったことは今までない。
が、セキセイには多いと聞く。

疥癬はトリヒゼンダニの寄生によるが、羽毛の生えていない部分に寄生する。
一番多いのが嘴とその回りの皮膚、そして眼瞼、脚、など。
ニワトリには脚部にのみ症状が出る。

寄生部位は刺激のため過角化する。
痒いので掻いたりこすりつけたりしてキズになったりもする。
脚に症状が出ると痒さで止まり木の上で地団駄をふむような仕種をする。

接触感染だが、一緒に居ても症状が全く出ない鳥もいるし程度は著しく異なる。
免疫が関与しているかもしれないという説がある。
症状の出ていない鳥が感染源になっていることが多いともいう。

さて。治療法だが、
接触感染なので同居の鳥すべてに処置しなくてはならない。
鳥専門のしかも先端のお医者さんならイベルメクチンを注射してくれるかもしれないが、これは危険を伴うので普通は外用薬として処方してくれると思う。
背中側から見て右側(ソノウ側)の首筋に1滴たらすと皮膚から吸収される。
この薬は劇薬であり市販はされていない。獣医さんで処方してもらう。

私もかつては病院へ行っていたが今は自分で処置することのほうが多い。
ニワトリの脚がカイセンになることがあるのでセデルミンを買い置いている。
ニワトリが罹ると脚のウロコがガサガサに固くなり逆立つのだ。見た目が汚い。

      セデルミン→セデルミン200g拡大

これはペット用のシャンプー剤として市販されているので入手しやすく安価だ。
成分は二硫化セレンであり、これがカイセンに効く。
水で2倍に薄めて患部に塗布する。やや引っ掻くように擦り込む。
軽症なら1回の塗布でいい。
中程度なら7~10日おいて2回、重症でも7~10日おきに3回でいい。
カイセンの治療として「飼鳥の臨床指針」にはこの方法が書いてある。

  ※いま調べたらセデルミンが生産打ち切りとかいうウワサですわ。
   セレンはイオウ属の成分ですし、イオウとサリチル酸を含有のホスティーンSでも同じ働きをすると思います。

一昨年、ニワトリの脚には歯ブラシにつけて逆立ったウロコの中にまで擦り込んだが
2回の塗布で完治したようで去年も今年も出ていない。
セキセイのクチバシに塗るなら口に入らないよう少量ずつ綿棒などで丁寧に擦り込む。

ところで、イベルメクチンは市販されておらず獣医の処方のみ、と書いたが
海外には同じように皮膚に滴下して使う良く効く薬が市販されている。
気嚢ダニ(Air Sac Mite)や疥癬(Scaly-face)の薬でSCATT(スキャット)という。
オーストラリアのベタファーム社の製品である。

ベタファームの製品は日本でもペット店の通販などで簡単に買えるが
SCATTだけは他の液体サプリなんかと同じボトル包装のくせに日本に輸入されない。
日本では認可されてない薬だからだ。いちおう劇薬なんだ。

 左:トレースミン 右:ブリーディングエイド(ベタファーム社) モルティングエイド(ベタファーム社)拡大SCATT(スキャット):ベタファーム社拡大
   ↑
ベタファーム社の液体サプリ(の一部)左から、
トレースミン→水溶性ミネラル、アミノ酸、亜鉛.銅.マンガン等。健康維持に。
ブリーディング・エイド→繁殖期の産卵数.卵質.孵化率向上。ビタミンE。
モルティング・エイド→換羽期用液体ビタミン剤。
・・・・それと、一番右のがスキャット(SCATT)

スキャット以外はフツーに買えるんだけどなー。
日本でも買えるようになんないかなー。身分証明書提示が必要とかでもいいからー。
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